今年はどうやら厄年らしい

この記事はJsys Advent Calendar 2019 の15日目の記事です。

adventar.org

 

どうもこんにちは。Jsys19の映像部門長を勤めさせていただきました山野です。

何を書こうかと悩んだ結果、特に目立った技術があるわけでもない僕が書けることは年の功()で得た、情シスにいる人が気にしなそうな話をしてみようと思います。

軽く自己紹介をすると、僕は転生した人です。筑波大学2周目ということです。ちなみに情シスも2周目です。Jsys14,15の方々、1周目の時はほんとにご迷惑おかけしましたごめんなさい許してくださいなんでもしますから。

いやぁ転生するなんて思ってなかったし、情シス2周目とかいう謎のことが起きるとも思ってませんでした。しかも映像部門長なんていう大役をやらせてもらえるなんて光栄の至りです。

今年映像部門長になるにあたって、それまでの4年間で蓄積した対人スキルを可能な限り使って色んな人と協力して運営しようと思っていました。その際に意識していたこと、それとは全く関係ない日常に役立てられることなどを書いていこうと思います。

※以下の話は、筆者に大きな成功例があるわけではなく、あくまでも陰キャの虚しい抵抗です。

二者択一

みなさん、気になる女の子がいた時に、ご飯やお出かけを誘いたいなってことありますよね。ある前提で話すのでご容赦ください。耐えられない場合は次の項目へどうぞ。

相手に何かを決めてもらう際に大事なのは、相手に主導権を握らせないことです。

例えばご飯に誘う時は日程調整をしますよね。この時に「いつがいい?」と聞くのはよろしくありません。この聞き方では相手が大して行く気がなかった場合、「ちょっと最近忙しいから予定わからないな〜」とかなんとか言って誤魔化されてしまいます。じゃあどう聞くといいのか。ここで二者択一の出番です。最初は広い範囲で聞き、徐々に範囲を狭めていきます。どういうことかというと

陰「今月と来月だったらどちらの方が都合がいい?」

天使「ん〜今月の方がいいかな〜」

陰「そしたら今月の前半と後半だったらどっちのがいい?」

天使「後半の方がいい〜」

陰「平日と休日ならどっちがいい?」

天使「休日が(以下略」

みたいな感じです。実際にはもうちょい自然な会話にしましょう。

日程調整以外にも、行き先を決める際にも二者択一は使えます。

動物園と水族館どちらがいい?

イタリアンとフレンチどちらがいい?

僕と陽キャ君どちらがいい?

などなど。まぁ選択肢は2つに限る必要はないと思います。選択肢を提示することで、こちらが相手のことを考えていると思ってもらうことが出来るかもしれません。

この聞き方で何人かご飯に行くことができた記憶があります。もしかしたら改竄されていて妄想かもしれませんが。

とにかく大事なのは相手に主導権を握らせないこと。相手の選択はこちらの誘導に乗せてあることが重要です。

次回日程

これは要は鉄は熱いうちに打て、つまりお互い盛り上がってる間に次会う日程を決めてしまおうということです。

あなたに気になる人がいて、その人を含めた大人数でご飯にいった。もしくは運よく気になる人と二人で何かができたとします。何かしらの理由をつけてSNSでやり取りが出来たとします。

え、既に実現不可能な域に達しているって?人生長いし、世の中には30億人もの異性がいますので、家に引きこもって外界とのコネクションをシャットダウンしていない限り何かしらの縁があります。それでもダメなら今世は諦めて転生すればまた違った縁が待っています。

まぁなんやかんやで、次もその気になる人と一緒にどこかに出かけたいと思うはず。そして相手も、よっぽど失敗して興味が失せてしまわれてない限り、あなたに対して悪い気はしてないはず。ただし時間が経てばお互いの情熱も覚めてしまう。HOTもLIMITがあるのです。もちろん気になる人とやり取りを続けるだけでも楽しいものです。幸福感に満ち満ちていくものです。しかし何もアクションが起きないやり取りは相手を退屈にさせてしまいます。

人間は目標があると頑張れる生き物です。次何かがあるとわかっているとワクワクするものです。相手が興味あること、行きたいところ、やってみたいことなどを日常の会話から引き出しておくことにより、会っている最中もしくはその後のやり取りの中で次に会う話ができます。時間を空けずに行動に移しましょう。

ラポール状態

相手との信頼関係を築こうというお話です。

そのためのテクニックがいくつかあるらしいです。

その中でも僕が無意識にやるようになったことを書いておきます。

  1. 相手を観察する
  2. 相手の行動に合わせる
  3. おうむ返し

簡単に言えば相手をよく見て呼吸を合わせようという話です。

まず相手を観察することから。基本的に相手の表情、特に目を見ています。「目は口程にモノを言う」とはよく言ったモノで。大体目を見れば、相手が今話に興味があるのか、自分に興味があるのかがわかります。相手の目線がどこか明後日の方を向いている時は大抵話に興味がない時です。そういう時は決してそのまま進めようとせず、別の話題に話を変えるなどしましょう。

他には、相手が聞き手なのか話し手なのかも大事です。お互いが聞き手、もしくは話し手だとバランスが悪い場合があります。特にお互いが聞き手の場合は会話が大変なことになりかねないです。相手がたくさん話したいのであればちゃんと聞いてあげましょう。相手が聞く姿勢なのであれば話題を振ってあげましょう。

 

次に相手の行動に合わせること。僕は主に相手の話すスピード、話の間、仕草などを合わせるように意識しているつもりです。つもりのつもりです。個人的には話の間は特に大事かなと思います。これが合わないと会話が居心地悪くなります。一緒の時間を過ごす際に居心地が良いかどうかはとても重要な要素になります。

 

最後におうむ返し。これはその名の通り、おうむがごとく相手が言ったことと同じことをそのまま言うことです。こうすることで相手に私は話を聞いているよと伝えることができます。ただしやりすぎるとウザくなるので注意。何事もやりすぎはよくないですね。

大切なのは、相手のことを理解して、理解していることが相手に伝わるような行動をすることです。そうすることでお互いの信頼関係を築くことができます。

その他

相手と何かしらの交渉の時の話です。まぁ交渉なんてものは主導権を握ったもん勝ちです。正直どうやって主導権を握れるようにしていたかは、上記に書いたこと以外に何かあった気がするけど思い出せません()。ただこれはやっちゃいけないということとして、自分の意見を突き通そうとすることです。相手のニーズ、要求を聞かずに俺だ俺だ俺だ状態になるとお察しの通りの結果になります。僕は基本的にちゃんとする時は相手がどうしたいのかから話をしようとしています。その上で自分の要求を伝えて、相手の譲歩を引き出そうとしています。この辺は個人差がある気がするのであくまでも一例くらいに留めておいてもらえればと思います。

もう一つ、何かしらのリーダーになった時の話を適当にしとこうと思います。これはタメになる話というよりかは、僕のスタンスの話です。つまりポエムです。

大別するとリーダーには、「リーダー自身が主体的に動く」、「実働は部下に任せて、仕事を振ることに徹する」という2つに分かれると思っています。どちらが良いかっていう話ではないです。

僕は「出来るだけ部下に仕事を振りたいけど、結局自分が動いちゃう」人です。個人的にはもっと役割分担するべきだなぁと思う場面が多々あるので直したいなと思うところです。後輩の成長、自分が死んだ時のバックアップ、自分だけが把握している状況を無くすなどなど、様々な意味があります。

リーダーがメインで動いても、その内容を下が把握している、次に下の子達が再現、改善できる状況なら良いと思います。僕の場合、◯進時代から結構意味不明な、他の人が再現できないようなアクションを起こすことが多いです。この行動で◯進で過去最高実績を作ることができたり、後夜祭を成功させることが出来たりと良いことはありました。それでもやっぱり次に繋げるべきだと思うし、そうしてさらに良い組織に成長していって欲しい気持ちがあります。

最後に

しょうもない話をダラダラと書いてきましたが、ここまで読んでくださった方に感謝を述べます。

ちなみに以上の話は全て生徒を入学させるために習って身に付けたことです。この経験のおかげで、顧客が潜在的に求めているコンテンツの提供、営業であれば大体出来る気がしています。相手のためになる嘘なら平気で言えてしまう体になってしまっています。そのおかげで今年多方とそれなりに円滑なコミュニケーションを取れたと思えば、転生も悪くないなって思えている今日この頃です。身内ではなく、ほとんど関係性がなかった相手と信頼関係を築き、一緒に1つのことを成功させるために協力して行動できたという経験は、僕の中で自信になりました。

Jsys19のみんな、OBOGの方々、その他関わった全ての方へ感謝を述べて締めようと思います。

情シス2周目完走出来ました。ありがとうございました。